力の抑制

力の抑制

人間を治めるにあたって、問題の解決や敵の打倒のために力に訴えることは、この道ではありません。用いられるあらゆる力が、反力を招きます。

2 力の誇示は大地の荒廃を招き、憎しみという不道徳な雑草と棘が育ち始めます。善意の暴力でさえ、意図せぬ害を跳ね返らせます。

3 道びとは務めを果たし、そして止めます。混沌は宇宙のエネルギーの秩序ある流れに内在しているが、この道の中に構造化されていることを理解しています。つかみ取らず、力に訴えません。それは流れに逆らうことです。嵐のように突撃するのではなく円滑にし、押すのではなく導きます。これがこの道です。

4 粘り強い穏やかさの中で行い、支配しようとせず、仕えようとします。これに満足しているゆえに、他者の承認を必要としません。務めとして行います。力によってではなく、務めによって成果を上げます。

5 武器は暴力の道具です。すべての善き人はそれを嫌い、やむを得ぬ場合を除いて避けます。用いるときには、最大限の抑制をもってします。

6 勝利に美はありません。殺戮に美を見る者はこの道に反しており、いかなる勝利もありません。すでに私たちは、からだを養うためにいのちある存在を暴力的に破壊することに参加しています。それだけで十分な重荷です。

7 善き戦い手は、厳粛に、悲しみと慈しみをもって戦いに臨みます。暴力の結果がどうなるかをよく知って。勝利は葬儀の礼をもって祝い、相手を敬い、生き残った者を大切にし、争いよりも和解を求めることを誓いなさい。

8 強きものはやがて弱くなります。害をなす暴力はこの道に反します。

9 この道に反するものは、破壊に至ります。