神秘の徳を教える
神秘の徳を教える
縮めるべきものは、まず伸ばさなければならない。 弱めるべきものは、まず強めなければならない。 壊すべきものは、まず栄えるに任せなければならない。 手に入れるべきものは、まず与えなければならない。 教えるべきものは、まず学ばなければならない。 与えるべきものは、まず持たなければならない。
2 何かが栄えるためには、まず何かが壊されなければならない。 この繊細さを見て取ることは、闇を受け入れることに似ている。 柔は剛に克ち、弱は強に克つ。
3 熟した魚が深い水に留まるように、道びとの教師の力もまた内に秘められている。 稚魚が浅瀬の安全の中で育まれるように、教えもまたそこから始まる。
4 この世で最も穏やかなものが、この世で最も硬いものに克つ。 実体なきものが、隙間なき場所に入る。これが、為さぬことの価値を私に示すのである。 言葉なく教え、行いなく成す——それがこの道です。 道びとは、人々の知識を増やそうとはせず、自分が知らないことを知る助けをします。
5 神秘の徳は、生き物がその源と本性を知ることへ導きます。 存在がその源と本性と生の目的を知るとき、大いなる調和が現れます。
6 川と海が谷の長(おさ)であるのは、低く留まる技を知るからです。謙虚がそれに力を与えます。
7 人々を治める道びとは、自分が人々より下であるかのように語り、自分を人々の下に見ます。後ろからついていくことで導きます。
8 高い地位にある道びとは、操られている、あるいは抑圧されていると誰にも感じさせません。世界中がその人に感謝します。誰とも競わないがゆえに、誰もその人と競うことができません。
9 知らざることが真の知です。知らざることとは、自分が知らないことを知らないということを知ることです。知っていると思い込むことは病です。知らないことを知っていると思い込むことは、空虚の熱に発する妄想です。まず自分が病であることに気づきなさい。そうすれば健やかさに向かうことができます。
10 道びとは自らの医者です。すべての「知」から自らを癒したのです。ゆえに、真に癒されています。
11 道びとは、人々の心を空にし核を満たすことで導きます。野心を弱め、志を鍛えることで。人々が知っているすべてを手放す助けをし、知っていると信じる者に惑いをもたらします。
12 あるがままを修しなさい、そうすればすべてが収まるべきところに収まります。
13 だからこそ古の師は言いました。 「仰々しい学問を捨てよ、そうすれば問題は消える。ぶっきらぼうな『ウン』と学のある『然り』に、どんな違いがあるというのか。成功と失敗に、何の違いがあるのか。
14 他の者が価値とするものをあなたも価値としなければならないか。他の者が避けるものを避けなければならないか。何とおかしなことだろう。それはどこに行き着くのか。
15 他の者は興奮している、祭りの行列を見ているかのように。私だけが気にしない。私だけが感情がなく、微笑む前の乳飲み子のようだ。私だけが全身で笑う。
16 他の者は必要なものを持っている。私だけが何も持たない。あてもなくさまよう、旅人だ。愚か者のようだ、私の心はこれほどに空っぽだ。これほどに無知だと感じる。
17 他の者は情熱的に野心を持っている。私だけに野心がない。他の者は賢く自信に満ちている。私だけが畏れを感じる。海の上の波のように漂い、風のようにあてもなく吹かれている。
18 他の者はまっとうな仕事を持っている。私だけが、ただの旅人だ。
19 私はある人々とは違う。偉大なる母の乳を飲んでいるのだ。」
20 この道は常にさめた目の教育者です。学ぶ者の備えができたとき、師が現れる。 劣った師は人々を幾つもの生分、後退させる。 良き師は人々を幾つもの生分、前進させる。 優れた師は心を照らす。 卓越した師は魂を照らす。 至高の師は霊性を覚醒させる。