二なるもの
二なるもの
宇宙の陰と宇宙の陽
二つの力が一者より流れ出る。 宇宙の陰と宇宙の陽と呼ぶ者もあり、 あるいは、一者の陰陽と。
2 この道において私たちは区別し描写しますが、本来はすべきではないのですが(ふさわしくないゆえに)、陽の性質を次のように述べます。霊性、天、太陽、光、火、熱、乾、導く、堅、知識、そして男性のごとくと。
3 この道において私たちは区別し描写しますが、本来はすべきではないのですが(ふさわしくないゆえに)、陰の性質を次のように述べます。魂、大地、月、闇、潤い、繊細、柔、育む、智慧、そして女性のごとくと。
4 二つは共にあり、決して離れることなく、一つとして働きます。 互いを愛し、互いを分かち合い、 ある事物においては一方が色濃く現れ、 別の事物においてはもう一方が色濃く現れます。
5 二つの力はあまねく流れ、一切の存在の精髄です。 万物はこれに依り立ち、拒まれるものはありません。 それは自らの務めの中に流れ込み、生きとし生けるものを豊かに生じ、限りない世界を養い、衣を着せ、食を与えます。しかし、所有を主張せず、偏りもありません。
6 永遠に何も要らず、何も主張せず、それはこの上なく謙虚なものです。一切が自然に一者へ還るがゆえに、それはまことに偉大です。 道びとはそれゆえ偉大さを求めません——けれども、その偉大なるものに倣います。
7 一者は陽を通じて万物を生じさせ、 陰がそれらを生かし、 幻(まぼろし、Maya)の法則がそれらを形づくり、 環境がそれらを仕上げます。 そしていずれに対しても、所有の主張はなされません。
8 成長したすべての魂は、この道を認め、宇宙の陰と宇宙の陽を敬います。命令によってではなく、自らの意志によって。
9 極微の世界に二なるもの、極大の世界にも二なるもの。
10 二なるものを通じて、私たちはすべての創造と精緻な設計と固有のエネルギーを共有しています。それは、暗き宇宙と明るき宇宙、顕れざるものと顕れたるもの、すべてを保ち支えているのです。